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マンU モイーズ体制初4連勝!香川は5戦ぶり先発も不発

[ 2013年12月29日 01:55 ]

ノリッジ戦で5戦ぶりに先発出場したマンチェスター・ユナイテッドの香川(左)

 プレミアリーグ第19節は28日、各地で行われ、日本代表MF香川真司が所属するマンチェスター・ユナイテッドはアウェーでノリッジ・シティーと対戦。後半開始から投入されたイングランド代表FWウェルベックが決勝点を奪い、1―0で勝利した。香川はリーグ戦5試合ぶりとなる先発出場を果たしたが、ゴールに絡めず後半24分に途中交代。久々に巡ってきたアピールのチャンスに結果で応えることはできなかった。

 マンUを指揮し初のリーグ戦4連勝を狙うモイーズ監督は、前節ハル・シティー戦から中1日ということもありスタメン5人を入れ替え試合に臨んだ。オランダ代表FWファンペルシーやベルギー代表MFフェライニらを多くの主力をケガで欠く中、FWルーニーもそけい部の負傷によりベンチ外となった。

 大黒柱ルーニーを欠き攻撃のリズムを作れないマンチェスターUは、前半35分過ぎまでシュートを一本も打てない展開が続くなど苦戦。ボール支配では相手を上回るものの、本拠で勢いに乗るノリッジ攻撃陣に何度も決定機をつくられてしまう。それでもGKデヘアの好守などによりスコアレスのまま後半へと折り返す。

 後半に入りモイーズ監督はMFギグスに代えFWウェルベックを投入。エルナンデスとの2トップへと変更した。するとこの交代がズバリ的中。後半12分、ウェルベックがエルナンデスとのワンツーで縦に抜けようとしたところで相手DFのクリアボールが体に当たり、再びエルナンデスの元へ。このボール反応したエルナンデスが前方に蹴り出すと、走り込んでいたウェルベックへとつながり相手GKをかわしネットを揺らした。

 幸運な形で先制したマンUがこの1点を守り抜き4連勝。敵地で苦戦しながらも年内最終戦できっちり勝ち点3を獲得した。久々に先発した香川は精彩を欠き、同24分にヤヌザイと途中交代。モイーズ監督へ好印象を残せないまま年を越すことになってしまった。

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