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磐田 W杯4回連続代表のGK川口に戦力外通告…現役続行を熱望

[ 2013年12月11日 17:50 ]

磐田を退団する川口

 J1磐田は11日、元日本代表GK川口能活(38)と契約満了に伴い、来季の契約を更新しないと発表した。

 川口は清水商高(現清水桜が丘高)から1994年に横浜入りし、ポーツマス(イングランド)、ノアシェラン(デンマーク)への移籍を経て2005年に磐田入り。日本代表でも長く正GKを務め、ワールドカップ(W杯)にも1998年フランス大会、2002年日韓大会、2006年ドイツ大会、2010年南アフリカ大会と4回連続でメンバーに選ばれるなど国際Aマッチ116試合に出場している。磐田では今季、21試合に出場。J1通算成績は419試合0得点となっている。

 川口はクラブを通じ、「9年間という自分のサッカー人生では一番長い間いたクラブを去ることになり大変寂しく思います。ジュビロ磐田ではたくさんの経験をさせて頂きました。悔しさも楽しさも喜びも多く感じることができ、全てが素晴らしい思い出です。静岡で育った自分にとってジュビロ磐田は特別なクラブです。温かいサポーターの皆さんからの声援は決して忘れることはないと思います。まだまだ僕は頑張りたい気持ちが強くあります。これからも、熱いサポートをして頂ければ幸いです。今までどうもありがとうございました」とコメント。現役続行を強く希望している。

 また、クラブはGK植村慶(32)、森下申一GKコーチ(52)とも契約満了に伴い、来季の契約を更新しないことを併せて発表。

 植村はクラブを通じ、「3年間でしたが幸せな気持ちでサッカーをやらせて頂きました。まだ次のクラブは決まっていませんが、ここで得た経験を武器に頑張ります。皆さん、また会いましょう!ありがとうございました」とコメントした。

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2013年12月11日のニュース