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J2降格の湘南 監督続投を発表「スタイルの“継続と深化”をテーマに」

[ 2013年12月11日 14:48 ]

続投が決まった湘南・チョウ・キジェ監督

 来季のJ2降格が決まっているJ1湘南は11日、チョウ・キジェ監督(44)の来季続投を正式発表した。来季が3年目の指揮となる。

 チョウ監督は、反町康治前監督(49=現J2松本監督)の退任を受け、2012年にコーチから監督に昇格。攻撃的な“湘南スタイル”を貫き、就任1年目で見事にJ1昇格を果たした。J1での初指揮となった今季は6勝7分け21敗で18チーム中16位に終わり、1年でのJ2再降格が決まったものの、“市民クラブ”として限られた予算の中で健闘。寝食を忘れた情熱的な指導に、「ベテランと若手」、「主力と控え」といった区別をつけない方針で選手からも慕われ、関係者から絶大な信頼を受けている。そのため、クラブは降格決定前から続投方針を固め、要請を受けたチョウ監督も熟慮の末、3年目の指揮を執ることを決めた。

 クラブを通じ、「湘南スタイルの『継続と深化』をテーマに、一年間戦い抜きます。来季も、力強いご声援をよろしくお願いします」とコメントしたチョウ監督。

 韓国代表MF韓国栄(ハン・グギョン=23)の移籍流出が決定的となっていることは痛手だが、U―18日本代表FW宮市剛(中京大中京)ら新戦力が加わる来季は、再び1年でのJ1昇格を目指す戦いとなる。

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2013年12月11日のニュース