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広島、5大会ぶり8強!前半3得点を奪い鹿島に快勝

[ 2013年11月16日 16:56 ]

第93回天皇杯全日本サッカー選手権大会4回戦 広島3―1鹿島

(11月16日 カシマ)
 第93回天皇杯全日本サッカー選手権大会4回戦が16日に行われ、広島は3―1で鹿島を下し、5大会ぶりのベスト8進出を決めた。

 J1で優勝を争う上位チーム同士の対決は、広島が“敵地”カシマで完勝した。立ち上がりからMFミキッチを中心に再度からチャンスを量産し、前半28分にはMF高萩がこぼれ球に詰めて先制点。DF塩谷の最終ラインの裏を狙ったロングボールにMF石原が反応、シュートはGKに阻まれたが、すかさず高萩が右足で蹴り込んでリードを奪った。

 同41分には右FKの流れから、MF森崎和のシュートを足元で受けた塩谷が追加点。前半ロスタイムにはカウンターからミキッチの右クロスをFW佐藤がニアサイドで合わせ、最後は高萩が蹴り込んで前半で3点のリードを奪った。

 鹿島は後半にジュニーニョ、野沢、本山のベテランを投入すると攻撃にリズムが生まれたが、同34分にDF伊東の強烈な左足ゴールで1点を返したのみ。欧州遠征中の日本代表FW大迫の穴は大きく、8強を前に姿を消した。

 広島は12月22日の準々決勝で、20日に行われる甲府―札幌の勝者と対戦する。

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2013年11月16日のニュース