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3―4―3の連係確認 ザック監督、念入り指示

[ 2013年10月8日 08:08 ]

セルビア戦に向けた練習で指示を出すザッケローニ監督

 サッカーの日本代表は7日、国際親善試合のセルビア戦に向けて同国北部のノビサドで初練習を行い、基本の4―5―1に加えて攻撃的な3―4―3の布陣の連係確認に積極的に取り組んだ。ザッケローニ監督は時折、プレーを止めて選手の位置取りや約束事を念入りに指示した。

 3―4―3の狙いはサイドの攻撃力を生かす点にある。同監督は「試合中に、状況に応じてこのシステムに変更できるところまで持っていきたい」と来年のワールドカップ(W杯)ブラジル大会をにらみ、習熟に力を入れる考えだ。

 主将の長谷部(ニュルンベルク)は「9月の合宿から3―4―3のトライは結構やっている。監督のメッセージでもあると思う」と指揮官の思いをくみ取った。

 キーマンの一人といえる左サイドの長友(インテル・ミラノ)も「代表でなじめば、サイドの選手も生きる。面白い。二つの(布陣の)選択肢があれば、相手も戸惑う」と意欲的。ともに敵地で戦う11日のセルビア戦、15日のベラルーシ戦で試す可能性は高そうだ。(共同)

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