岡崎　３試合ぶりゴール＆通算３７得点の“原超え”狙う

親善試合 日本―セルビア

（10月11日 セルビア・ノビサド）
　ＦＷ岡崎がセルビア戦で原技術委員長への“初孫御礼弾”を狙う。

　現在、国際Ａマッチ通算得点は日本歴代４位の３５。３位の原技術委員長の持つ３７まであと２点に迫っており、本人と顔を合わせるたびに「超えます」と宣言してきた。その原技術委員長が今月初旬に初孫を授かっていたことが判明。岡崎は「そうなんですね」とニヤリと笑い「今の自分にはゴールが必要」と国際Ａマッチ３試合ぶりのゴールを祝弾にすることを誓った。

　原技術委員長は０９年２月の就任以降、日本の全ての国際Ａマッチに同行してきたが、１１日のセルビア戦は中国で開催されるＵ―１９アジア選手権を視察するために不在。１５日のベラルーシ戦に合わせて合流する見通しだ。かねて「岡崎に早く記録を抜かれることは日本にとって良いこと」と語っており中国から岡崎の活躍を願っている。

　岡崎は所属するマインツで公式戦８試合連続無得点。日本代表でも６月２２日のメキシコ戦以来ゴールから遠ざかっているが、“原の居ぬ間に原超え”を達成することが大先輩ストライカーへの恩返しとなる。