ナポリ　イグアイン獲得“秒読み段階”レアルから今夏３人目の補強へ

リヨン戦の招集メンバーから外れたレアル・マドリードのＦＷイグアイン

　イタリア１部ナポリが、スペイン１部レアル・マドリードのアルゼンチン代表ＦＷイグアイン獲得へ秒読み段階に入っていると、イタリアなど各国メディアが２４日に報じた。

　ナポリは今週中にイグアイン獲得を発表し、２９日のトルコ１部ガラタサライとの親善試合で同選手をお披露目したい意向だという。

　イグアインとナポリとの契約は、イタリア紙ガゼッタ・デロ・スポルトでは年棒４５０万ユーロ（約５億９０００万円）の５年契約と報道し、スペイン紙マルカは年俸６００万ユーロ（約７億９０００万円）の４年契約と伝えた。レアル・マドリードに支払う移籍金については、４０００万ユーロ（約５２億７０００円）前後となる見込み。

　ナポリは今夏、ＦＷカバーニをフランス１部パリＳＧへ６４５０万ユーロ（約８５億円）で売却。ナポリのラウレンティス会長は、今年の補強予算６０００万ユーロ（約７９億円）と合わせ、１６０億円を超える資金を投入できるとツイッターで明かしている。

　ナポリはこのオフの移籍市場でレアル・マドリードからＤＦアルビオル（推定１５億８０００万円）とＦＷカジェホン（推定１１億円）を獲得している。もしナポリのイグアイン獲得が正式に発表されれば、同チームから加入する選手は今夏で３人目となる。

　なお、イグアインは２４日のリヨンと親善試合を行うレアル・マドリードの招集メンバー２０名から外れている。