生涯現役！カズ　小学生に約束「君たちが大人になるまで頑張る」

「クールコア　日本初上陸＆新アンバサダー就任発表イベント」で熊谷の少年サッカーチームの子供たちとフォトセッションに収まる三浦知良

　サッカーＪ２横浜ＦＣのＦＷ三浦知良（４６）が冷感機能繊維「クールコア」の新アンバサダーに就任することになり、２４日に都内で行われた発表会に出席した。

　「クールコア」は気化熱を効率的に発生させ、水に濡らして振ると何度でも冷たくなるという米国で生まれた特殊繊維。会見冒頭、新商品のタオルをＰＲする“カズダンス”をイメージしたというダンスを披露したクールなイメージビデオが上映された。プロのダンサーによる振り付けだったというが、「非常に大変でした。はっきり言って（仕上がりには）納得していない。自分が思っているより、踊りが下手なんでしょうね。イマイチでした」とダンスにまでストイックな姿勢をのぞかせた。

　今回のアンバサダー就任に「体調管理は非常に大切。（就任は）非常に光栄です」とカズ。すでに商品を愛用しているといい、「スポーツをした時だけでなく、普通に生活の中にしていてもおかしくない。機能性も高くて、実用性もある。身体を冷やすことが疲労回復には一番。遠征などでも使わせてもらっていて、役に立っています」と話した。

　今月３日のＪ２第２２節栃木戦で今季初ゴールとなる先制弾を決め、自身の持つＪリーグ最年長得点記録を更新した。「（長く続ける秘けつは）好きなことを思いっきり楽しんでやること。全力で毎日をやりきる気持ちでやっている」とし、「この週末の試合に向けていい準備はできている。またみんなにいいニュースが届けられるように、本当にいいプレーをして、この前のようなゴールを挙げられるように、ひとつひとつ努力をしていきたい」。

　イベントでは、日本一暑い街として知られる埼玉県熊谷市の小学校３、４年生が中心だという少年サッカーチームに新商品のタオルをプレゼント。「たくさん練習しないとうまくなれない。毎日一生懸命練習してください。君たちが大人になるまで現役で頑張るから、一緒にできるように早く上に昇ってきて」と少年たちにメッセージを送り、まだまだ現役を続ける覚悟を明かした。