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長友手術も…復帰戦で左膝痛再発、わずか8分で交代

[ 2013年4月15日 06:00 ]

カリアリ戦で途中出場し、すぐに左足膝を痛めて顔をしかめるインテル・ミラノのDF長友

セリエA インテル・ミラノ0-2カリアリ

(4月14日)
 インテル・ミラノの日本代表DF長友佑都(26)が長期離脱する可能性が出てきた。14日、敵地のカリアリ戦で後半22分から出場。左膝を負傷した2月24日のACミラン戦以来6試合ぶりにピッチに立ったが、30分に交代した。アンドレア・ストラマッチョーニ監督(37)は左膝を再び負傷したことを明かし、手術の可能性にも言及した。

 自力では歩けなかった。負傷のためピッチ外に出た長友は、同僚のMFカンビアッソの肩を借りて左足を引きずりながらロッカールームへ。左膝にはアイシングが施されていた。ストラマッチョーニ監督は試合後「左膝を負傷した。検査次第で手術しなければならないのか、保存治療ができるのかドクターが判断するだろう」と手術の可能性まで言及。事態の深刻さをうかがわせた。

 わずか8分間の“復帰”に終わった。左膝痛で離脱していた長友は、後半22分にカンビアッソに代わり左MFに入った。しかし、久々の公式戦のピッチの感触を確かめるのもつかの間。約10秒後には左サイドで相手選手と接触。その後は左足を気にし、時に引きずり、まともにプレーできないまま30分に交代した。

 2月24日のACミランとのダービーで、左膝を痛め戦線を離脱した。その影響で3月26日のW杯アジア最終予選ヨルダン戦も欠場。6日のイタリア紙ではシーズン終了後に手術を受けるとの報道もあった。そんな中での出場、そして再発。復帰は時期尚早だったという感は否めない。

 メスを入れれば長期離脱は避けられず、6月にW杯アジア最終予選を戦う日本代表にも影響を与えるのは必至だ。

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