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浦和 興梠の移籍後初ゴールで3連勝!6戦負けなし2位キープ

[ 2013年4月15日 06:00 ]

<浦和・湘南>前半30分、浦和・興梠が先制ゴールを決める

J1第6節 浦和2-0湘南

(4月14日 埼玉)
 J1第6節は埼玉スタジアムなどで2試合が行われ、浦和が湘南を2―0で下し、勝ち点16で2位をキープ。前半30分にFW興梠慎三(26)が移籍後初得点となる先制点を挙げ、後半28分にもMF柏木陽介(25)がCKを直接決めた。
【試合結果 順位表】

 待ちに待った瞬間だった。前半30分、左サイドから柏木が浮かせ気味に縦パスを出した。約20メートル先で反応した興梠は野球のスライディングのような体勢から右足を大きく前に出す。飛び出した相手GKの鼻先で当たったボールがそのままネットを揺らした。今季公式戦9戦目で移籍後初得点。左腕で2度ガッツポーズをすると、左胸のエンブレムを叩き、「浦和の一員」となったことをアピールした。

 これまでの試合で何度も決定機を外し、責任を背負い込んだ。待望の得点を挙げても「ボクは触るだけ。陽介に感謝したい」と謙虚な姿勢を崩さない。そんな人柄が仲間から信頼される一つの要因となった。ゴールの瞬間、森脇は最後方から「この試合一番のダッシュ」で歓喜の輪に加わった。

 次戦(20日)の相手はJ最長18戦連続不敗記録が懸かる大宮。ライバルの記録のスタートは昨年9月の浦和戦だった。開幕から1カ月たって笑顔が戻ったエースは「毎年、1点取れればドンドン決めていける。次の大宮戦は負けられない戦いになるし、止めないといけない」ときっぱり。今季無敗同士の「埼玉ダービー」へ、ムードは最高潮だ。

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