清武、ブンデスデビュー！トップ下で勝利に貢献

ハンブルガーＳＶ戦の後半、マークをかわし攻め込むニュルンベルクの清武（左）

ブンデスリーガ ニュルンベルク１－０ハンブルガーＳＶ

（8月25日）
　今夏ニュルンベルクに移籍した日本代表ＭＦ清武弘嗣（２２）が２５日、開幕戦のアウェー・ハンブルガーＳＶ戦にトップ下で先発し、ブンデスリーガデビューを果たした。

　この日はＣＫのキッカーも務め、後半２３分に見せ場をつくった。清武の左ＣＫからＤＦニルソンのヘディングシュート。バーにはじかれたが、こぼれ球をＭＦバリッチュが押し込み先制。これが決勝点となり、１―０の勝利に貢献した。

　積極的に得点も狙った。前半１８分、ペナルティーエリア外から右足でミドルシュート。同２８分にも右サイドからの浮き球の折り返しを胸トラップすると右足でボレー。ネットは揺らせなかったが、存在感を示した。試合後は「得点かアシストがあればよかったけど、チームが勝ってよかった」と満足感をにじませた。

　次戦は９月１日のドルトムント戦。「（ドルトムントは）連覇しているので強いが、サッカーは何が起きるか分からない」と貪欲さを示した。新たな一歩を踏み出した清武が昨季王者相手にドイツ初ゴールを目指す。