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シリア指揮官「美しい試合」も…サポーター“内紛”

[ 2011年11月28日 06:00 ]

<日本・シリア>後半29分、同点に追いつき祈りのポーズをするシリアイレブン

ロンドン五輪アジア最終予選 シリア1-2日本

(11月27日 国立)
 アウェーで日本を追い詰め、シリアのハンカン監督は手応えを口にした。「お互いに勝利を目指すとても美しい試合だった。勝つことに近いプレーをしたことには満足している」。

 現在は主力3選手が離脱中だが、日本とホームで対戦する来年2月5日までには復帰できる見通しで、ロンドン五輪出場権獲得を諦めてはいない。試合中にはシリアサポーター同士による“内紛”が勃発。シリア国内は政情不安に陥っており、旧体制の国旗を掲げたサポーターが新体制派の怒りを買い、争いが起こったという。シリア協会はホーム戦の国内開催を希望しているが、政情不安の深刻さを露呈した形だ。

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2011年11月28日のニュース