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大津 またV弾!日本3連勝で首位!

[ 2011年11月28日 06:00 ]

<日本・シリア>後半41分、勝ち越しゴールを決め大喜びする大津

ロンドン五輪アジア最終予選 日本2-1シリア

(11月27日 国立)
 U―22日本代表は勝ち点6で並ぶシリアと対戦。前半45分にDF浜田水輝(21=浦和)が先制ゴール。後半30分に追いつかれたが、同41分に、FW大津祐樹(21=ボルシアMG)のダイビングヘッドで勝ち越し。土壇場で勝ち点3をもぎ取った。関塚ジャパンは3連勝で勝ち点を9に伸ばしC組首位に浮上した。

 救世主は派手なガッツポーズで喜びを爆発させた。

 1―1で迎えた後半41分だ。大津は左サイドバックのDF比嘉のクロスに反応、ファーサイドから走り込み、ダイビングヘッドでゴール右隅に突き刺した。

 6月のアジア2次予選はメンバーから落選したアタッカーが22日のバーレーン戦に続く2戦連発。関塚ジャパンで初の海外クラブからの代表入りを果たした男は「比嘉からいいボールが来るのは分かっていた。逆サイドから入っていくと決めていたこと。大外からイメージ通りだった」と目を細めた。

 ホームで勝ち点3が至上命令のなか、引き分けでも五輪切符が危うくなる場面で値千金の決勝弾。関塚監督は「貪欲さの姿勢をわれわれのチームに加えてくれた」と評価し、日本協会は今後も大津を招集するため年内にも渡欧しボルシアMGに協力を要請する方針を示した。海外で大きく成長した若きエースがロンドンへの扉を大きくこじ開けた。

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