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「通常はないこと」相次いだ…日本協会が北朝鮮協会に意見書

[ 2011年11月28日 19:13 ]

 日本サッカー協会は28日、ワールドカップ(W杯)アジア3次予選で15日に日本代表が北朝鮮代表と対戦した平壌で、代表選手やサポーターに対して「通常はないこと」(日本協会広報担当)が相次いだとして、北朝鮮サッカー協会と国際サッカー連盟、アジア・サッカー連盟に25日付で意見書を送ったと発表した。

 日本代表は試合前日の14日、到着した平壌国際空港で徹底検査を受けて約4時間も足止めされた。また宿舎内での行動が厳しく制限され、栄養補給食など「パフォーマンスに影響する食料」(同)も事前の通達なしに没収されたという。サポーターは国旗や応援グッズを没収された。試合は日本が0―1で敗れた。

 玄葉光一郎外相は28日の衆院拉致問題特別委員会で意見書について触れ「残念なことを含めてさまざまなことがあったと承知している」と述べた。

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2011年11月28日のニュース