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比嘉 決勝アシストは“やけくそ”「誰かいるやろ」 

[ 2011年11月28日 06:00 ]

<日本・シリア>果敢にタックルする比嘉(左)

ロンドン五輪アジア最終予選 日本2-1シリア

(11月27日 国立)
 意外性の男が見せた“意外性のクロス”が勝利をもたらした。後半41分、長友2世のDF比嘉が強引に左サイドを突破し、左足を一閃(せん)した。

 「誰かいるやろ、と思って蹴った。DFの足しか見えてませんでしたよ」。ボールは逆サイドにいた大津の頭を経由してゴールネットを揺らす、見事な決勝アシストとなった。

 ある意味、やけくそで蹴ったクロス。だが試合後はチームメートからも絶賛の嵐だ。GK権田は「びっくりした。チームとして、崩したわけではない。比嘉君が相手DFと1対2の状況でクロスを上げた。比嘉君のあんないいクロス見たのは初めて。意外性ですね。さすが、ここ(代表)にいるだけのことはある」。

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2011年11月28日のニュース