×

東京ヴェルディ4度目V!ボランチ・藤本がMVP

[ 2011年8月15日 06:00 ]

<F・マリノス・東京ヴェルディ>優勝カップを手に歓喜する東京ヴェルディイレブン

 スポニチ主催タカナシ乳業第19回F・マリノスカップU―12大会最終日は14日、横浜マリノスタウンで1、2位トーナメントの準決勝、決勝など16試合が行われ、東京ヴェルディがF・マリノスを3―0で破り、読売日本SC時代からは4度目、名称変更後は初の頂点に輝いた。表彰式には横浜のDF武田英二郎(23)、MF森谷賢太郎(22)、MF松本翔(19)が出席してプレゼンターを務めた。

 後半開始直後の1分、東京ヴェルディのMF大森が先制弾を叩き込むと、直後の2分にはFW福元がゴール前の混戦から2点目を奪った。福元は18分にも左からのクロスを捉えてダメを押し、ゴールを決めた2人はそろって得点王となった。GK田中とDF陣はF・マリノスの攻撃を完封し、大会最少の1失点。攻守の要として躍動したボランチの藤本はMVPを獲得した。藤本は週5日の練習に山梨県富士吉田市から2時間半かけて通う努力家。「みんなの力でもらえた賞」と恐縮しきりだった。

 <F・マリノス連覇ならず…>もF・マリノスは東京ヴェルディの堅守に阻まれ、連覇を逃した。0―3の完敗に選手たちはガックリと肩を落としたが、西谷監督は「要求すれば必ず次の試合で成果を出してくれた」と評価。「中学生になっても考える姿勢を生かしてほしい」とたくましくなった“愛弟子たち”を称えた。

続きを表示

この記事のフォト

2011年8月15日のニュース