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阪口&上尾野辺に効いた チーム仲間の電話激励

[ 2011年7月19日 14:26 ]

 なでしこジャパンの世界一に、MF阪口夢穂(23)とDF上尾野辺めぐみ(25)が所属するアルビレックス新潟レディースも沸いた。DF山本亜里奈主将(27)は「素直に凄いと思う」と感激。大会中、クラブハウスで食事している際に阪口から「みんなにパワーをもらおうと」電話があったことを明かし、「試合後のインタビューで“アルビのみんな、ありがとう”と言ってもらえた」と喜んだ。

 奥山達之監督は阪口について「コンスタントに守備にも攻撃にも絡めた。優勝の影の立役者というか、沢選手が攻め上がってゴールできたのも、阪口のお膳立てがあったからでは」と分析。リーグ再開となる24日の浦和戦(新潟市陸上競技場)へ向け「なでしこジャパンが見せた一生懸命さを、チームでもリーグ全体でも見せていかなければ」と表情を引き締めた。

 <実家も大興奮>大阪府堺市の自宅でテレビ観戦した阪口の母・美代子さん(46)は「試合中はO・Gをしないか、パスミスをしないかと不安ばかりだった」と母親らしい感想を口にした。試合後に電話があり「テレビインタビューで、本当は“お母さん、やったで”と言いたかったと聞きました。うれしく思います」と話した。また、上尾野辺の母・いづみさん(58)は横浜市の自宅でテレビ観戦。「いい表情をしていて、とても充実していたのだと感じました。ベンチでもチームを支えようとしている姿がうかがえました」と喜んでいた。

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2011年7月19日のニュース