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気温40度…予想以上だった中東の酷暑「自分たちで苦しくした」

[ 2011年6月24日 08:22 ]

<クウェート・日本>試合後に疲れた表情を見せる(左から)東、清武、永井

ロンドン五輪アジア2次予選第2戦 日本1―2クウェート

(6月23日 クウェート)
 U―22日本代表は敵地クウェートで逆転負け。2試合合計スコアで4―3と、辛くも1点上回り、最終予選切符を手にした。

 気温約40度での酷暑の中、苦しみ抜いた。前半にDF酒井宏のゴールで先制しながらもリズムが出ない。後半5分にセットプレーから失点すると、14分にはPKで勝ち越された。3点目を奪われれば延長戦に持ち込まれるところで、何とか逃げ切った。

 気候の厳しさは予想を超えていた。22日の練習後にはMF東と控えGK安藤が熱中症のような症状を訴えた。この日も守備的MFで先発した山本康が体調不良で後半途中に交代した。

 日本はアトランタ五輪以降の過去4大会で、最終予選を前に黒星を喫したことはなかった。9月からの最終予選へ不安を残した関塚ジャパン。指揮官は「大事な先制点を前半に取れたのに、後半に与えてはいけない時間帯で点を与え、自分たちで苦しくしてしまった」ともどかしそうだった。(共同)

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