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欧州組招集は南米連盟任せ 一定数に届かない場合は「辞退」も

[ 2011年4月13日 12:22 ]

 Jリーグ側が参加を容認したことから、7月の南米選手権(アルゼンチン)出場へ前進した日本代表。日本協会の原技術委員長は「海外組は通常以上の人数。それでも足りない部分を国内組にお願いする」と明言し、欧州組は1月のアジア杯の12人を上回る15人程度を確保することが必要となった。

 しかし、その招集は南米連盟任せというのが実情だ。当初、日本協会はJ1の日程変更を受け、出場辞退の意向だった。だが、南米連盟が欧州のクラブと直接交渉して日本人選手を招集すると約束したことで事態は一転。日本協会は15日までに欧州組招集リストを南米連盟に提出し、5月上旬の期限までに何人の招集が可能か返答を待つことになった。

 南米連盟の交渉が順調なら、現状では欧州組+国内からの補充組で参加する公算が高い。仮にJリーグの言う一定数に届かない場合は「辞退となる」と原委員長。南米選手権をめぐる混乱はまだまだ続く気配だ。

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2011年4月13日のニュース