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岩手の母校訪問 小笠原「力になりたい」

[ 2011年3月18日 17:28 ]

 「何とか力になりたい」。サッカー元日本代表で、J1鹿島の小笠原満男(31)が18日、東日本大震災で甚大な被害が出た岩手県大船渡市の母校、県立大船渡高を訪れ、学校関係者や避難所の人たちを励ました。

 小笠原は生徒や被災者に向け、色紙に「がんばってください」と書き込んだ。約40人が避難中の体育館にも足を運び「足りない物はありますか」と話し掛けた。

 同校によると18日現在、生徒24人の安否が不明。小笠原は「大変な状況なのに避難所の皆さんは『大丈夫です』と話してくれた。これから現場でいろいろ見て聞いて、何ができるかを考えたい」と心配そうに話した。

 小笠原はこれに先立ち、妻の出身地で隣接する同県陸前高田市の避難所も訪問した。

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2011年3月18日のニュース