不満残る本田圭　持ち味出ず見せ場つくれず敗退

　サッカーの欧州リーグは１７日、各地で決勝トーナメント２回戦第２戦の８試合を行い、本田圭佑が所属するＣＳＫＡモスクワ（ロシア）はアウェーでポルト（ポルトガル）に１―２で敗れ、２戦合計１―３で敗退した。守備的ＭＦでフル出場した本田は得点に絡めず、見せ場はつくれなかった。

　不満の残る試合だった。第１戦をホームで０―１で落とし、スルツキー監督が「攻撃的にいく」と臨んだ第２戦。本田は右ＭＦで先発した初戦から、守備的ＭＦにポジションが変わった。チームは不用意なミスで２点を先行され、自らも持ち味の攻撃面での鋭さを発揮できなかった。

　ベスト８が出そろい、マンチェスター・シティー（イングランド）はディナモ・キエフ（ウクライナ）に２戦合計１―２で敗退。ビリャレアル（スペイン）はレーバークーゼン（ドイツ）を退けた。ブラガ（ポルトガル）は敵地でリバプール（イングランド）と引き分けて８強入りした。

　準々決勝以降の組み合わせ抽選は１８日に行われる。（共同）