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「絶対に諦めない韓国魂」見せたが「さすがに疲れた」PK戦

[ 2011年1月26日 08:24 ]

PK戦に敗れ、うなだれた韓国イレブン
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アジア杯準決勝  日本2―2(PK3―0)韓国

(1月25日 カタール・ドーハ)
 韓国は延長後半の終了間際に、捨て身で攻め上がったDF黄載元が同点ゴール。趙広来監督が「絶対に諦めない韓国魂」と誇った気骨を見せたが、直後のPK戦は裏腹に鋭さを欠いた。6大会ぶりの決勝を逃し、同監督は「さすがに疲れが出た」と無念そうだった。

 前半23分、朴智星が今野に体当たりで倒されて得たPKを、奇誠庸が冷静に決めて先制した。だが守備を崩されて同36分に追い付かれた。中2日の試合ながら、後半は押し込んだものの、決定力不足に泣いた。

 朴智星は代表100試合目を勝利で飾れず「体力が落ちて動けなかった」と悔しがった。今大会限りでの代表引退を示唆している29歳の主将は「若手の成長がよかった」と話し、後輩にバトンタッチする決意を固めた様子だった。

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