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走行距離はチーム随一 長友「このチームはどんどんよくなっている」

[ 2011年1月26日 08:50 ]

韓国戦で朴智星(下)と競り合う長友
Photo By スポニチ

アジア杯準決勝  日本2―2(PK3―0)韓国

(1月25日 カタール・ドーハ)
 PK戦では日本でただ1人、失敗した。だが、試合後の言葉が前向きな長友らしい。「力は入ったけど、緊張はしなかった。こういう緊迫した中で蹴ったのは財産になる」とさらりと言った。
 左サイドで上下動を繰り返し、大会公式サイトのデータで走行距離はチーム随一の14キロ以上。ただ走るのではなく、ミーティングでザッケローニ監督から指示を受けた通り、韓国の右サイドバック、車ドゥリの背後を狙い続けた。
 1点を追う前半36分、左サイドを駆け上がり、本田圭のパスを引き出すと、そのまま切れ込んで前田にラストパス。同点ゴールを演出し「狙い通り」と笑顔がはじけた。
 「このチームはどんどんよくなっている。まだまだ成長すると思う」。目標とする世界一のサイドバックへ、24歳の左DFは前しか見ていない。(共同)

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2011年1月26日のニュース