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まずはボール拾いから…W杯トレーナーが南ア体験語った

[ 2010年8月3日 16:51 ]

講演後、サッカーW杯に出場した日本代表選手のサイン入りユニホームを手にする杉田正明三重大准教授

 W杯南アフリカ大会で、高地対策トレーナーとして日本代表に同行した杉田正明三重大准教授(運動生理学)が3日、同大で講演し、現地での体験を語った。

 杉田さんは岡田武史監督から依頼され、トレーナーに就任。約40日間にわたり代表選手に高地でのトレーニングを指導し、体調管理に当たった。

 杉田さんは、荷物運びやボール拾いから始め、選手との距離を徐々に縮めて信頼を得るようになった経緯を説明。「家族のような雰囲気で選手と監督、スタッフが一丸となり結果を生み出した」と述べ、団結の大切さを訴えた。

 講演を聴いた同大の1年生(19)は「杉田先生もチームの一員として、組織を支える貢献をしたことが分かり感銘を受けた」と話した。

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2010年8月3日のニュース