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森本 ゴールも試合後に小競り合い

[ 2009年9月29日 06:00 ]

試合後、ピッチから去り際にモッタからひじ打ちされ、モッタの髪の毛をつかむ森本

 【カターニア1-1ローマ】カターニアのFW森本貴幸(21)が27日のローマ戦後に、相手DFモッタと小競り合いを起こした。終了のあいさつを終えてすれ違う際に、2人の肩がぶつかりエキサイト。試合で執ようなマークを受けていたこともあり、森本がモッタにつかみかかろうとした。関係者に止められ、乱闘は未然に防がれたが「肩をぶつけられて挑発された」と怒り心頭だった。

 試合は終了間際の失点で1―1で引き分け、今季初勝利はお預けとなった。それでも、森本は前半22分に左CKのこぼれ球を左足で押し込み3試合ぶりの今季3点目を記録。28日付のガゼッタ・デロ・スポルト紙からチーム最高タイの6・5点と採点されるなど高評価を受けた。日本代表がアジア杯予選香港戦など3試合を行う10月の国際Aマッチデビューが濃厚。試合後のもめ事でゴールにミソを付けたが、調子自体は確実に上向いている。(カターニア・神尾光臣通信員)

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2009年9月29日のニュース