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完敗の浦和イレブンにブーイングの雨

[ 2009年7月25日 22:59 ]

名古屋に完敗し、肩を落とす浦和イレブン

 【浦和0-3名古屋】ホームで0―3の完敗に、試合後は約4万5千人が詰め掛けたスタンドからブーイングの雨が降り注いだ。最下位の大分戦に続く敗戦で連敗。浦和のフィンケ監督は「勝ちたいという希望が強く、それが試合に悪い影響を与えた」と頭を抱えた。

 前半はシュートの意識も高く互角の展開だったが、後半途中に2点目を失うとチームの足並みが乱れた。指揮官は「視野が狭くなり、ミスを繰り返した。0―2となって不安定さが広がった」と敗因を分析した。

 これで首位鹿島とは勝ち点10差。試合前、コイントスで勝った主将の鈴木は「(GKの)山岸と相談して決めた」と前半に風上を選択。ところがフィンケ監督は「風に向かってプレーする方がいい」と苦言を呈した。チーム内にはちぐはぐな空気も流れ始めた。鹿島がしぶとく引き分けて勝ち点を積み上げるのとは対照的に、もろさを感じさせる2連敗となった。

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2009年7月25日のニュース