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玉田2得点!開幕戦以来のゴールで浦和粉砕

[ 2009年7月25日 21:07 ]

<浦和・名古屋>前半、先制ゴールを決める名古屋・玉田(右)

 【名古屋3-0浦和】日本代表FWにとっては少し寂しい現実かもしれない。名古屋の玉田が前半14分に得意の左足で先制ゴール。さらに後半16分には、小川とのパス交換から再び左足で追加点を挙げた。実はリーグ戦でのゴールは3月7日の開幕戦以来だった。玉田は「気持ち良かった。1点目は自分の形だった。2点目はご褒美」と照れくさそうに笑った。

 代表では岡田監督の下、FWの軸として起用され続けてきた。しかし、ワールドカップ(W杯)出場を決めたウズベキスタン戦のゴールで一躍脚光を浴びた岡崎(清水)や、J1で得点を量産する石川(FC東京)らとは対照的に、ここまで存在感は薄かった。
 名古屋では自分と似たタイプのダビが抜け、オーストラリア代表のケネディが新加入。「彼が入って自分もスムーズに動けるようになった。やりやすい」。ポストプレーをこなす194センチの長身FWの周りをすばしっこく動き回ることで、持ち味がよみがえった。
 リーグ戦では昨年8月以来の1試合2得点で、3試合ぶりの勝ち点3獲得に貢献したストライカーは「もっと良くなる余地はある。昨年のように気持ち良くサッカーができている」と復調を宣言した。

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2009年7月25日のニュース