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ACL日本勢対決 長距離移動回避で利点も

[ 2009年6月29日 20:13 ]

 ACL準々決勝の対戦カードが抽選によって決まり、日本勢で8強入りした川崎、名古屋の2チームがいきなり激突することになった。ACLでの日本勢対決は前回大会準決勝の浦和―G大阪、今大会の決勝トーナメント1回戦、川崎―G大阪に続いて3度目になる。

 浦和、G大阪に続き、日本勢の3連覇が懸かる今季のACL。その中で、8強で2チームのうち一つが姿を消してしまうのは痛い。日本サッカー協会の犬飼会長が「決勝でJクラブ同士の対決を見たかった」と残念がったように、東京・国立競技場で行われる決勝での日本勢決戦はなくなった。
 ただ、クラブ、選手にとっては利点もある。準々決勝以降、想定されていた中東などへの長距離移動や、過酷な環境への対応をひとまず回避できたのは大きい。リーグ戦との厳しい日程の中で戦う川崎の鄭大世は「移動のない名古屋ということについては良かった」とコメント。試合だけに集中できる組み合わせを歓迎した。

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2009年6月29日のニュース