前半で５発！バルサ速攻で４連勝

　スペイン・リーガエスパニョーラ第６節の２試合が４日に行われ、バルセロナはアトレチコ・マドリードとの注目対決を６―１で圧勝し、４連勝を飾った。開始３分の先制点を足場に前半だけで５得点した。ビジャレアルはベティスに競り勝ち連勝を５に伸ばした。

　攻撃サッカーを持ち味とした欧州ＣＬ出場クラブ同士の対決。注目の一戦でバルサが勢いの差を見せつけた。前半３分でＤＦマルケスが先制点を挙げると、一気に加速して９分までに３得点。さらに同２８分までに２得点を加えて試合を決めた。グアルディオラ監督も「短時間であんなにゴールを決めるとは。うれしい驚きだね」と驚きの声を上げた。

　この日もＦＷメッシの活躍が際立った。前半６分にドリブルでファウルを誘い、２点目につながるＰＫを得た。３分後にはゴール右前のＦＫでＧＫが壁を指示する間に意表を突くシュート。抜け目ない判断で無人のファーサイドに３点目を決めた。過密日程の中で精彩を欠いた相手ＦＷアグエロとは対照的。メッシは「重要な試合と分かっていたから激しく戦った。結果は完ぺき」と振り返った。バルサが止まらなくなってきた。