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「アジア枠」新設で来季から韓国選手が増える?

[ 2008年10月6日 16:28 ]

 Jリーグは来季から現行の外国選手3人枠とは別にアジア・サッカー連盟(AFC)加盟国・地域の選手1人を登録できる「アジア枠」を新設する。門戸を広げたJリーグに熱い視線を注いでいるのが、韓国の選手たちだ。

 韓国選手も扱うある代理人は「Kリーグの多くの選手がJリーグでプレーしたいと思っている」と話す。既に多くのJリーグの試合を視察し、今後はJ1を中心に10チームと選手移籍に向けた話し合いを持つ予定という。
 JリーグのクラブはKリーグに比べ、施設や待遇面で充実していることが多いことから、韓国選手には魅力的に映るようだ。柏などで活躍した洪明甫氏らの通訳を務め、現在はマネジメント会社を経営する高橋建登氏は「Kリーグは観客があまり入っていない。彼らはプロとして大観衆の前でプレーしたがっている」と、観客数の多さも理由の一つであることを挙げた。
 柏の竹本一彦ゼネラルマネジャーは「アジア枠を活用するかどうかはまだ分からないが、代理人から韓国選手を既に紹介されている」と明かした。韓国には日本には少ない大型の選手が多いため、高橋氏は「来季はJ1の半分ぐらいのチームが韓国選手を獲得するのでは」との見方を示している。

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2008年10月6日のニュース