【皐月賞】ジェネラーレ、“驚異”の3頭併せで2馬身差先着 

[ 2018年4月12日 05:30 ]

田辺を背に3頭併せで追い切り、突き抜けたジェネラーレウーノ(左)
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 田辺裕信(34)は3連勝中ジェネラーレウーノでクラシック初Vに挑む。その胸の内に迫った。

 ジェネラーレウーノは実戦さながらのWコース3頭併せで総仕上げを行った。グヴィアズダ(3歳未勝利)を先行させ、田辺の左ステッキに応えて一気にかわす。後方からインを突いて猛追したホリデーモード(3歳500万)にも2馬身差をつけてのゴール。矢野師は「後ろからプレッシャーをかけられながら、しっかり動けた。集中力に問題のある馬だが、前走時の追い切りみたいに逆噴射(急ブレーキ)もなかった」と満足そうな笑みを浮かべた。

 京成杯から中90日の出走でVを決めれば、前走から最長間隔の皐月賞制覇となる。「3冠(春は2冠)出走を予定しているから、その前に無駄なエネルギーを使って消耗させたくなかった。乗り方は騎手に任せるが、道悪向きのパワーとスタミナがあるので雨が降ってほしい」と語っていた。

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2018年4月12日のニュース