【細原・騎手で獲る 特別編】18日中山10R 舞台相性抜群ナンチンノンが連覇決める

[ 2018年3月18日 08:00 ]

 皐月賞トライアルの若葉Sは、G1馬タイムフライヤーが5着に敗れる大波乱の結末(3連単491万630円)。クラシック出走が確定していて仕上がり途上だったとはいえ、本番に不安が残る競馬となった。一方でマイペース逃げに持ち込んだアイトーンがV。皐月賞に向け収穫の大きい勝利。2走前の福寿草特別で取材したときには「自分の形に持ち込んでこその馬」と、五十嵐師は勝負根性の高さを口にしていた。コンビ継続なら国分恭は14年の阪神JF(アカリアイドル18着)以来のG1騎乗。大舞台でも大胆な手綱さばきで、ブレイクのきっかけをつかんでもらいたい。

 中山10R・千葉Sはナンチンノンに◎。ムラ駆けで近年は“高配メーカー”になっているが、当レースは4年連続の出走で<2>(4)<1>着と相性抜群。スタート直後の下り坂を利用して加速できる中山ダート1200メートルの舞台はピッタリの条件だ。今回は強力な同型ドラゴンゲートがいるが、絶好の最内(1)番枠なら先手を奪えるはず。自分の形に持ち込み連覇達成だ。馬券は馬単。相手はドラゴンゲート、ニットウスバル、ベックが本線。ハットラブ、アールプロセス、グレイトチャーター、ショコラブランを押さえる。

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2018年3月18日のニュース