【京成杯】侮れない中山巧者DNA ナムラシングン

[ 2016年1月14日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=13日】中山替わりが吉と出るはずだ。1勝馬のナムラシングンが果敢に京成杯へ。実績では見劣るが、父が中山巧者のヴィクトワールピサという血統構成、そして力感あふれる体つきから、岡崎は“中山向き”と感じている。

 そこで高野師に見解を求めると「しぶとくジワッとした脚が持ち味。僕も中山は合うと思います」と力強い答えが返ってきた。ならば厚い印が必要か。それに加えて出来も良い。

 最終追いは坂路併走で4F55秒0。攻め動くクルーガー(初富士S出走)に2馬身突き放されたが、ラスト1Fは12秒2でまとめており、指揮官も満足顔だ。「遅れるのは予想通り。よく食らい付いたし、追い切りとしては十分です。相手が強いのは確かですが、力量を測るにはいいレースだと思っています」。

 前走は条件戦3着だが、勝ったサトノダイヤモンドを筆頭にハイレベルなメンバー構成だった。初の重賞挑戦でも決して侮れない。

続きを表示

2016年1月14日のニュース