【愛知杯】シュンドルボン重賞制覇へ加速 矢野師「チャンス十分」

[ 2016年1月14日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=13日】変則日程で全休日明けとなったため、通常の水曜に比べると追い切る馬が極端に少なかった13日朝。そんな中、出色の動きを見せたのが土曜の愛知杯に遠征するシュンドルボンだ。

 向正面からWコース入りし、単走で半マイル標から滑らかに加速。直線で軽く仕掛けられると馬体がグッと沈み込み、4F52秒9~1F12秒0(馬なり)でフィニッシュした。

 上がりをじっくりとチェックし終えた矢野師の周りに報道陣が群がる。鳥谷越もその輪に加わった。「変わらずいい動き。誤算は54キロだけ。53キロと思ったが…」。指揮官はハンデに不満そうだが、レースに向けては「今回はG1じゃなくG3。得意の左回りでこの距離ならチャンス十分。将来的には牝馬限定の大きいところを狙いたい馬だから」と力強い。

 前走のエリザベス女王杯で連勝はストップ(7着)したものの、着差はわずかに0秒2。まずはG3の勲章を手に入れ、飛躍へのステップにする構えだ。

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2016年1月14日のニュース