【阪神新馬戦】ディープ娘ナムラマミー　小柄もスピード一級品

短距離戦線で活躍しそうなナムラマミー

　小柄なボディーから繰り出されるスピードは一級品だ。ナムラマミーは目野厩舎で初となるディープインパクト産駒。馬体重は４００キロギリギリだが、「いいスピードを持っているし、気性も女の子にしてはどっしりしている」と目野師の評価は高い。

　最終追いはポリトラックコース馬なりで４Ｆ５４秒３～１Ｆ１２秒６と地味だが、素軽さは十分。それに加えて血統の裏付けもある。母ナムラミーティアは２歳６月のデビュー戦こそ２着だったが、続く未勝利、ラベンダー賞と２連勝。函館２歳Ｓでも２着に健闘した快足馬だった。早期からの活躍には太鼓判が押せる。

　指揮官は「この馬もそんなに距離は持たないと思うけど、短いところなら期待できそうだね。ここを勝てば、自然とどこかの２歳Ｓが目標になるでしょう」と早くも母超えを視界に入れる。

　デビュー戦は日曜阪神５Ｒの芝１４００メートル。好スタートから一気の押し切りを期待したい。