【全日本選手権】前検気配、太田がパワー全開

＜全日本選手権前検＞スタート練習するドリーム戦出場選手

　７６期からはドリーム戦に瓜生だけでなく、魚谷と原田が参戦する。共に２連対率４０％超の素性機を引き当てて気配は上々。中でも原田は行き足から伸びが軽快。スタート練習は全てフライングに終わったが、スリット近辺の動きは目立っていた。白井と池田の動きも水準レベルに達しており、ドリーム組は中野を含めて６人全てが合格ラインに達している。

　予選スタート組では、最高２連対率機を獲得した太田が早くもパワー全開の様子。６秒５３の前検１番時計を叩き出したが、太田自身は伸びよりも出足や回り足などに手応えを感じていた。初日は５、４号艇と枠番の利はないが、軽視は禁物だ。２連対率２位の４０号機を手に入れた横西、４節連続優出中の篠崎も負けず劣らずの好気配。ほかでは出足では川崎、山崎、寺田、中沢、石野らが、伸びでは市川、平尾、吉田らが良かった。

　地元勢では浜野谷が実績機をゲット。さすがに前検から回転を合わせきることはできなかったが、乗り心地には好感触を得ていた。中堅機とコンビを組む山田と石渡も、エンジン勝率以上の気配。特に石渡は「楽しみがある」と明るい表情を見せていた。