84年JCで初撃破 西浦師は思い出にしんみり

[ 2011年10月5日 06:00 ]

84年有馬記念、力走するシンボリルドルフ(左)とカツラギエース

さらば皇帝 シンボリルドルフ死す

 シンボリルドルフに初めて土をつけたのが西浦勝一(現調教師)騎乗のカツラギエースだった。ルドルフとミスタシービーの3冠馬対決に沸いた84年ジャパンC。同年宝塚記念を制した10番人気カツラギエースで鮮やかな逃げ切り。

 日本馬初のJC優勝を飾り「してやったり」とインタビューで名言を残した。西浦師は「ルドルフに勝った時は本当に感激した。次の有馬記念(2着)で逆転され、やはり強い馬だと感じたけどね。3冠を獲った偉大な馬が亡くなったことは本当に残念」としんみりと思い出に浸っていた。

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2011年10月5日のニュース