【京都6R新馬戦】アプリコット半弟スケール大!

[ 2011年1月4日 06:00 ]

 大物の片りんを見せているクレスコグランドは5日の京都6Rでデビュー。昨年のクイーンS覇者のアプリコットフィズ、エリザベス女王杯6着のコロンバスサークルを半姉にもつ良血馬。当然、入厩した当初から陣営の期待は大きかった。担当の濱名助手が素質の高さを感じ取っている。

 「入ってきたときは血統の良さを感じなかったですが、馬が調教をやるごとに素軽くなっていますね。乗っていてもどんどん良くなっているのを感じます」
 先月31日の最終追い切りは坂路で4F54秒7-13秒1。カーマイン(2歳500万)と併せて先着した。濱名助手が「時計は出るタイプではないですね」と話すとおり、時計自体は決して目立たない。ただ、動きそのものや雰囲気を見ればスケールの大きさを感じさせる。
 「やればやるほど良くなるのは走る馬だからこそと思います。いいレースをみせてほしいですね」
 デビューが年明けとなったが、陣営がそれだけ慎重に態勢を整えてきたとも言える。デビュー戦はもちろん、先々まで注目したい1頭だ。

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2011年1月4日のニュース