【中山金杯】アクシオン地元で巻き返し12秒9

[ 2011年1月4日 06:00 ]

単走で追い切るアクシオン

 昨年の覇者アクシオンは明けて9歳を迎えたが元気そのもの。馬体は輝きを放って若々しい。追い切りはWコース。単走で軽快に進み、直線を迎えると脚さばきに自然と力がこもって迫力のフットワークに。ゴールまでキビキビと駆け抜け、5F66秒9~1F12秒9をマークした。

 「単走で流す程度。そんなに出すつもりではなかったが、それでも感じは良かった。具合は良さそうだ」と二ノ宮師は満足そう。前走・鳴尾記念では10着と崩れたが、天皇賞(9着)から12キロも馬体が減ったことも影響した。「今回は長距離輸送がないからね。いい状態でレースに行けるはず」と地元中山で巻き返しを期す。
 外からジワジワと伸びて差し切った昨年は強い競馬だった。連覇ならグレード制を導入した84年以降3頭目の快挙。記録に挑戦できるだけの態勢は整っている。

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2011年1月4日のニュース