【京都６Ｒ新馬戦】良血ローマンで新年好スタートだ

ＣＷコースで調整するローマンレジェンド

　【東西ドキュメント・３日＝栗東】新年のあいさつの声が飛び交う。調教で速い時計を出す馬が増え、開催日に向けて活気づいている。年男の鮫島が姿を現すと、坂田を含めた報道陣が一斉に駆け寄った。「年男ですが…」のお決まりの質問に対しては実感がなく、ピンと来ない表情を見せながらもはっきりと意気込みを口にした。

　「頑張ります。いいスタートを切れるようにしたいですね」
　大きな期待を寄せるのが５日の京都６Ｒ新馬戦でデビューするローマンレジェンドだ。昨年のレパードＳを制したミラクルレジェンドの半弟にあたる血統だ。先月２９日の追い切りでまたがって、好感触を得ている。「凄く素直で乗りやすい。まだ自分からドーンといく感じではないが、２０００メートルですから。この時期としてはしっかりしていますよ」。デビュー勝ちを意識できる素質馬で好スタートを狙う。