【検証】マイルCS参考レース

[ 2008年11月23日 06:00 ]

 ◆毎日王冠(10月12日) ウオッカが逃げて場内騒然。好スタートのスーパーホーネットは冷静に5番手で折り合う。カンパニーは9番手で前の動きに目を凝らした。1000メートル通過は59秒3と、このメンバーにしてはさほど速くないが、4コーナーを回るところでウオッカが1F10秒5と一気にペースを上げ、きついレースに。しかしスーパーホーネットは外からしっかりとした脚を繰り出し、ウオッカをゴール直前でとらえた。カンパニーもメンバー中2位の上がり33秒2の脚を使ったが5着が精いっぱい。

 ◆富士S(10月25日) 予想通りコンゴウリキシオーの逃げ。サイレントプライドがサッと2番手へ。エイシンドーバーは6番手、リザーブカードは8番手。マルカシェンクはスタートが悪く12番手付近、ショウナンアルバは17番手に。1000メートル57秒9と平均ペース。直線を向いてコンゴウリキシオーは失速。サイレントプライドが早々と先頭に立ち、そのまま踏ん張りV。リザーブカードは前が開いたところを突っ込んで2着に。エイシンドーバーは坂上で伸びて4着、ショウナンアルバは6着。マルカシェンクは13着に大敗した。

 ◆スワンS(11月1日) 大外16番から好スタートを切ったマイネルレーニアのペース。ローレルゲレイロとステキシンスケクンが直後を追走。ジョリーダンスはその後ろ。ファイングレイン、スズカフェニックスは10番手付近にいたが、スズカは向正面で押し上げる。直線を向いてもマイネルレーニアの勢いは衰えない。ローレルゲレイロが懸命に脚を伸ばすが追撃を振り切って快勝。ローレル2着。ジョリーダンスもバテることなく3着。スズカフェニックスは外から猛追も4着。ファイングレインは5着。

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2008年11月23日のニュース