レース部長のG1プラス1/マイルCS

[ 2008年11月23日 06:00 ]

 可能な限り、取材現場には顔を突っ込んでいたい。ときに、いい場面に出くわすこともあるからだ。激闘となった天皇賞・秋のレース後。やぼ用もあって検量室前でユタカ君を待っていると背中越しに話し掛けられた。「あの馬に勝ったなんて凄いでしょ」。声の主は藤岡佑介。その横顔はどこか誇らしげだった。

 マイルCSは、そのスーパーホーネットに◎。毎日王冠でウオッカをやっつけた爆撃機の性能を素直に信じる。「2兎は追いません」と秋天には目もくれず、ここ1本に目標を定めたトレーナーの考えに賛同。幅員が狭く、追い込みがききにくいCコースなら前をとらえ、後ろを封じ込めることができる。馬券は美浦取材で気配を感じたショウナンアルバも加え、馬単(17)から(16)(3)(7)(2)(5)。エリ女でタマも残った。いつもの所帯じみた額はやめ、太く買う。(山本 智行)

続きを表示

2008年11月23日のニュース