的中男その1!万哲ホーネット/マイルCS

[ 2008年11月23日 06:00 ]

万哲◎スーパーホーネット

 秋の最強マイラー決定戦「第25回マイルCS」は23日午後3時40分、京都競馬場でゲートインする。先週のエリザベス女王杯で読者プレゼントに成功した東西穴コンビは2週連続へ闘志満々!!4年連続マイルCS的中に挑む小田哲也記者は前売り1番人気のスーパーホーネットに自信の◎。エリザベス女王杯で3連単1万2690円的中のオサム記者は、府中牝馬S優勝で勢いに乗るブルーメンブラッドを指名した。

【マイルCS
土曜気配
枠順泣き笑い
追い切り
馬体診断
データ


 この場に及んで、迷うことは何もない。この1年、◎を打ち続けてきたスーパーホーネットの晴れ舞台。近年屈指の名マイラー・ダイワメジャーに首差肉薄した昨年の実績だけでも胸を張れるのに、5歳秋を迎えてさらにたくましくなった。悲願GI獲りの機は熟した。

 (1)脚質にも幅 ウオッカをねじ伏せた前走・毎日王冠は「単にGI馬を破った」の言葉で片づけられない超A級の内容だ。展開は前半1000メートル59秒3の緩いペースで逃げたウオッカの方が完全に恵まれた。対して、ホーネットは5番手から上がり3F33秒3の鬼脚で一気。従来の中団~後方差しのイメージを変え、正攻法で行ける新境地を開いたのは大きい。11戦6勝と相性抜群の主戦・藤岡佑騎手が「展開次第では逃げても…」と自然体で構えているのも頼もしい。

 (2)最適ローテーション 毎日王冠ではウオッカやカンパニーを圧倒。もし天皇賞に出ていれば、ホーネットの優勝確率は90%以上あったと思う。しかし、矢作師は「GIを2つなんて…欲張ったことは考えてません。とにかく1つ、勝ちたい」とマイルCSに絞った。中5週と間隔を空けたことで中間は好調教を連発。しかも、3カ月以上の休み明けを叩いた次走は5戦4勝と“休み明け2戦目の鬼”だ。潔く天皇賞を見送ったことは吉と出る。

 (3)淀の鬼 何より、6戦3勝と得意のホーム京都で走れるのが大きい。1分32秒7の持ち時計が示す通り、時計勝負には絶対の自信を持っている。京都では昨秋スワンSで重賞初Vを飾り、続くマイルCSでは2着に好走した。関東圏でも好走しているが、長距離輸送=体重減の心配がない“地元戦”は安心して見ていられる。今年初出走の京都で、毎日王冠以上の鬼脚爆発だ!!

 2週前の栗東での折。
 「哲ちゃん、マイルCSの本命は?ホーネットじゃ(穴党の)立場上まずくない!?他の馬に打ってくれていいよ」。
 いつも気遣ってくれる矢作師から、ありがたい言葉をいただいた。しかし、強い馬に素直に◎を打つのが僕の馬券哲学。過去3年、信じ抜いたダイワメジャーにも負けぬ力を身につけた今、トコトン買い続けるのみだ。展開は不問。流れに自然に身を任せれば、夢にまで見たGI初制覇は当確だ。(小田 哲也)

 ▼万哲の馬単の目=(17)=(3)、(17)=(9)、(17)―(6)、(17)―(7)、(17)―(12)、(17)―(16)、(17)―(18)

 ▼万哲3連単の狙い ホーネットは【92111】の通算成績通り、2、3着が少ない典型的な1着型。1着固定で勝負だ!!2番人気以下のオッズが割れに割れ、ホーネット1着でも“好配当”なのがうれしい。相手はまず昨年3着のスズカフェニックス。秋3戦目で動きアップ。マルカシェンクにとって、京都マイルはデイリー杯2歳S(1着)でホーネットを破った舞台。富士S(13着)が2走ボケ!?と考えれば一変あり。穴は3歳馬ショウナンアルバ。前が詰まった富士S(6着)の伸びは目立った。(17)の1着固定で(3)(6)(7)(9)(12)(16)(18)へ42点。

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2008年11月23日のニュース