(13)サイレントプライド

[ 2008年11月23日 06:00 ]

 関東馬サイレントプライドは午前4時12分に美浦を出発、午後1時40分に京都競馬場へと入った。途中2度、渋滞で馬運車のスピードが落ち、普段の美浦―京都間より1時間ほど時間がかかった。

 だが馬は元気いっぱい。馬房でも覇気がみなぎり、毛ヅヤも申し分ない。「馬運車でも落ち着いていた。カイバは口にしなかったが、これはいつものこと。考慮して(馬体を)つくってある」と福田調教厩務員は予定通りに来ていることを強調した。
 前走は腰の不安で間隔を空けて臨んだ。勝つには勝ったが半信半疑だった一戦。だからこそ使っての上積みは大きい。「乗っている感じは悪くない。胸を借りる気持ちで臨みたい」。レース後はそのまま栗東に入り、選出されれば香港マイルへと向かうプランを描いている。その前にまずは国内で勲章を獲りにいく。

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2008年11月23日のニュース