“逃魂”レーニア/マイルCS3連単ナビ

[ 2008年11月23日 06:00 ]

 【3連単ナビ★】先週までを振り返ってみると、今秋の京都芝レースでは先行勢が圧倒的な強さを見せている。堅い馬場と直線に坂がないことが、前の止まらない流れを生み出している原因だろう。その上、今週からはCコースに変更され、荒れ始めていたインがカバーされた。ますます先行馬に有利な状況になったと言える。

 マイルCSの中心馬も先行勢から選ぶのが妥当。枠番と鞍上を加味して、本命にはマイネルレーニアを指名する。ここ2戦を逃げ切りで勝っているように、先行力は申し分ない。徹底先行型のコンゴウリキシオーとの兼ね合いが鍵となりそうだが、こちらはハナにこだわるタイプではないだけに、2番手ですんなり折り合うはず。先行勢が総崩れとなるような乱ペースにはならないだろう。
 鞍上の佐藤哲も心強い。同馬とのコンビで3戦3勝という成績はもちろん、先行馬でこそ持ち味が生きるジョッキーだからだ。タップダンスシチーで制した03年ジャパンC、04年宝塚記念は言うまでもなく、今年の宝塚記念でも11番人気のインティライミで3着に好走。記憶に新しいところでは、秋華賞で16番人気のプロヴィナージュを3角先頭からしぶとく3着に粘らせて、3連単1000万馬券を演出した。人気に関係なく、先行馬に乗っている時は侮れないのだ。
 マイル戦はベストの距離より1F長いが、2枠4番なら内々の経済コースを通ることが可能。距離ロスがない上に、今の充実ぶりなら克服できる。
 逆転候補の筆頭はローレルゲレイロ。レーニアと同じ内枠の先行馬で、この2頭を軸にする。相手は古馬G1実績を重視してスズカフェニックス、カンパニー、スーパーホーネット、エイシンドーバー。(1)(4)2頭軸マルチで、相手(3)(16)(17)(18)の24点。(ナビ班)

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2008年11月23日のニュース