伊藤惇夫氏 神田財務副大臣の税金滞納「増税問題の担当者、ましてや税理士。このままっていうわけには」

[ 2023年11月9日 13:08 ]

東京・赤坂のTBS社屋
Photo By スポニチ

 政治アナリストの伊藤惇夫氏が9日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。自民党の神田憲次財務副大臣(衆院愛知5区)が同日の参院財政金融委員会で、2013年から22年にかけて自身が代表取締役を務める会社が保有する土地・建物の固定資産税を滞納し、4回にわたって差し押さえを受けていたことを明らかにしたことについてコメントした。

 神田氏は「お騒がせしていることを大変申し訳なく思う。深く反省している」と陳謝した上で「引き続き職務の遂行に全力を傾注する所存だ」と述べ、辞任しない考えを示した。神田氏は税金の滞納に関し、国会議員となり「税理士業務の比重が落ちた。文書管理なども希薄になっていたのは事実だ」と説明。納税の督促状などへの対応は事務所のスタッフに任せていたとし「(自身は)業務多忙で関知できなかったのが実情だ」と釈明した。

 税理士の資格を持ちながらも税理士に義務付けられた研修を受講していないことも認めた。受講免除の申請もしていなかったとし「日本税理士会連合会の会則に反しているという意味で、税理士法上の問題が生じ得ると思っている」と述べた。 週刊文春が神田氏が税金滞納を繰り返し、研修を受講していない疑惑を報じていた。

 伊藤氏は「たぶん辞任の方向じゃないですかねえ。財務副大臣ですからね。所得税の問題とか、増税の問題の担当者ですから。まして税理士ですから。それが報道によれば4回くらい差し押さえを食らっている。ちょっと普通では考えられない。それ以外にもパワハラ的な問題もあるようですし、このままっていうわけにはいかないでしょうね」と自身の見解を述べた。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年11月9日のニュース