【どうする家康 大河絵(どうする絵)】第31話 金の秀吉と青き家康が織りなす強烈なコントラスト

[ 2023年8月20日 17:01 ]

イラストレーターの石井道子氏が描いたNHK大河ドラマ「どうする家康」第31話大河絵 金の秀吉と青き家康が織りなす強烈なコントラスト
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 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は20日、第32話が放送される。

 昨年の三谷幸喜氏脚本「鎌倉殿の13人」のイメージイラスト全48話分と3枚の“大河絵巻”を描いたイラストレーター石井道子氏。“大河絵”“鎌倉絵”“殿絵”と人気を博した。大河ドラマ62作目となる「どうする家康」でも、前作「鎌倉殿の13人」に負けず劣らない“クセ強”キャラたちを石井氏が描いていく。

 先週の第31話は「史上最大の決戦」。お市の方を死に追いやった羽柴秀吉(ムロツヨシ)に、徳川家康(松本潤)は激怒。打倒秀吉の意志を固める。しかし、勢いに乗る秀吉は織田信長の次男・織田信雄(浜野謙太)を安土城から追放、着々と天下人への道を進む。信雄からも助けを求められ、10万を超える秀吉軍と戦う方法を考えあぐねていた家康は、本多正信(松山ケンイチ)の日ノ本全土を巻き込む壮大な作戦を採用。しかし、その策も秀吉に封じられ、大ピンチに追い込まれ…という展開だった。

 金ピカの甲冑。家康ブルーの甲冑。陣羽織も何もかも正反対な“悪趣味・秀吉”と、髭をたくわえた“落ち着き・家康”。そして2人のコントラストをより際立たせる忠臣や弟、“小物過ぎる”織田信雄――。戦国の世を渡るそれぞれの生きざまを、石井さんが描く。

 「ここに両雄、ついに相まみえることとなったのでございます」。いよいよ羽柴秀吉と徳川家康の唯一の直接対決「小牧・長久手の戦い」(天正12年、1584年)が迫る。

 ◇石井 道子(いしい・みちこ)絵描き。千葉県生まれ。清野菜名と松下奈緒がダブル主演を務めたテレビ朝日の昼帯ドラマ「トットちゃん!」(2017年10月期)劇中画を手掛ける。「ALL OF SHOHEI 2021 大谷翔平写真集」「スポニチ URAWA REDS 2021 浦和レッズ特集号」(スポーツニッポン新聞社)などにイラストを掲載。スポニチアネックスでは昨年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に続いて2度目の大河絵連載。

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