アグネス・チャン著書発売記念イベント　アグネス論争の日大・林真理子理事長に「幸せになってほしい」

著書「心に響いた人生50の言葉」の発売記念イベントを行ったアグネス・チャン
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　タレントで歌手のアグネス・チャン（68）が20日、都内で著書「心に響いた人生50の言葉」の発売記念イベントを行った。

　人生で出会った様々な人からもらった言葉や、自身が大切にしている金言などを詰め込んだ1冊。「この本を手にとっていただいたら、きっと幸せになれるヒントがあるはず」と呼びかけた。執筆には約1年かかったといい「1日に喫茶店を3、4軒はしごしたりして原稿を書きました」と笑った。

　1987年に自身が第1子を出産した際、生後間もない子供をつれてテレビ番組の収録に行き、その行為に賛否が分かれる“アグネス論争”が起きた。その際にアグネスを批判し、現在は薬物事件に揺れる日大の理事長を務める林真理子氏について質問も及んだ。

　アグネスは「（林氏にも）幸せになってほしい。学生がこの件から何かを学び、今後の人生に生かしていけたら、林さんも幸せになれるのではないか」と語った。林氏については「恨みはない」といい、「この本にも書きましたが、人生に起きたことは全ていいことだと思っています」と語った。

　またこの日が68歳の誕生日。歳を重ねることについて問われ「最近、孫が産まれました。子供たちも大人になったなと感じます」と時の流れに思いをはせていた。