カウアン・オカモトさん「2時間対談」で藤島ジュリー社長に提案していた「顔を出してしゃべった方がいい」

[ 2023年5月14日 23:40 ]

カウアン・オカモトのインスタグラム(kauan_antime_)から

 元ジャニーズJr.の歌手カウアン・オカモトさん(26)さんが13日夜に自身のYouTubeチャンネルを更新。ジャニーズ事務所の藤島ジュリー代表取締役社長と2時間会って話をした経緯と内容の一部を明かした。

 カウアンさんは自身の性被害の告発後にジャニーズ事務所がタレントや関係者への聞き込みが行われている流れの中で「ジュリーさんとの対談」があったと説明。

 経緯として「ジュリーさんサイドからお話が来て。感覚的には(ジャニーズ)事務所というより、本当にジュリーさんから(話をしたいと)来た感じ」と語り、「会ったことなかったし、“どんなふうに言われるんだろう”とかさ“どんな思いでいるんだろう”とかさ思ったわけよ」とカウアンさん自身も緊張していたと明かした。

 そして「正直、(ジュリーさんが)しゃべった瞬間に分かるんだろうなと。本当の思いを。もし何かウソをついたりとか、思ってないことを言ってきたらマジで嫌だなって思ってた」と心境を吐露。ジュリー社長が性加害の張本人でないことを理解した上で、現在の事務所を束ねる立場として「本人からしてもつらいよね」と語ったカウアンさんは「1番伝わったのは“本当に申し訳ない”っていう気持ち。自分は直接(性加害を)見てはいないけど、本当にあったんだとすれば本当に申し訳ないって」と対面した時の自身の正直な感想を語った。

 「でも私にも守らなければいけないものがある」と打ち明けてきたジュリー社長に対してカウアンさんは「厳しい意見も言った。(ジュリー社長が)顔を出していないし、しゃべっていないじゃん。それは出した方がいいよって」と自身の意見として顔を出して会見なり動画で世間に伝えるべきだと進言したことを明かした。

 動画の最後では「全部吐き出した方がいいよって。(ジャニーズ事務所の見解として)YouTube配信した方がいいよって。ふざけているわけではなくて、今の時代そうじゃん、隠せなくなった。記者会見すればって話もあるけど、リアルが届いた方がいいよね。例えば俺と(動画で)対談するとか」と提案していた。

 オカモトさんは性的被害を受けていたことを先月12日、日本外国特派員協会で告発したが、今回の問題で同事務所が本格対応するのは初めて。また、ジュリー社長は今回発表した文書で、「(オカモトさんと)お会いしました。私が直接お会いして、長い時間お互いにお話をしました。今後このようなことが二度と起こってはならない。その為にも彼が声をあげられたということを深く理解しました」と会って話をしたと明かしている。

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