オール阪神・巨人、大げんかで解散の危機あった 阪神「“辞めよか!”“辞めたらあ!”って」

[ 2023年4月21日 12:23 ]

「オール阪神・巨人」
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 漫才師のオール阪神(66)が20日深夜放送のABCテレビ「やすとものいたって真剣です」に出演。「オール阪神・巨人」が過去に経験した解散危機について語った。

 ダイアン・津田篤宏からの誘いを受け“劇場合間メシ”に付き合った阪神。「解散を考えた事はないですか」と問われ「ありましたよ、1回」と打ち明けた。

 阪神によると当時、阪神ひとりがMBSラジオ「ヤングタウン」のレギュラーを務めていた。番組収録が長引き、その後の劇場出番に遅刻。到着時にはトリが出演する時間になっていたという。「当時は携帯電話のない時代です。ラジオの仕事やんか。(マネジャーが固定電話で)電話してくれてると思うから、僕は堂々と(会場入り)。そしたら、相方が“何してんねん!”って来て。“何してんねんって仕事やんけ”“電話入ってないやないか!”」と言い合いになり、「“辞めよか!”“辞めたらあ!”」と互いに譲らぬ大げんかになってしまった。

 「今入ってる仕事までやったらそれで辞めると決めてマネジャーに言うたら、辞められたら困るから、そこからいっぱい仕事入れよるねん」と回想した。津田は「途切れんように。じゃあ今も、その(追加の)仕事が続いてるんですか」と爆笑。「そう、まだ続いてるねん」と言って、笑わせた。今では仲良しコンビ。「知り合って50年以上も一緒やんか。一緒にいてるのもあと何年かなあと思ったら、とにかく腹立てるのはやめよう、文句言うのはやめようと思った」という。

 阪神は、再婚した妻と離婚の危機もあったという。妻が巨人に電話で「こんなアホな人イヤですわ、別れますわ!」と言い放つと、巨人が「アホアホ言いな。奥さんは一緒になって何年?僕はもう40年間このアホと一緒におるねん」と返したという。阪神は「それで収まりましてん」と、相方の言葉で妻が思いとどまったことを明かし、感謝した。

 「昔は漫才師は仲良かったらあかんって言われてん。でもそれってウソやと思う。仲悪かったらネタ合わせもせえへんやん」と持論。「こうやって今、ひとりで出てたら力は50%。でも、コンビになったら100%…?僕らはそう思ってない。コンビがそろったら200%や」と語り、「素晴らしい言葉じゃないですか」と津田も感銘を受けていた。

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2023年4月21日のニュース